大英帝国滞在記 #1〜RYE〜

先日、イギリスに家族旅行に行ってきた。
3年振り13度目のイギリス。想い出満載のサイコーな滞在だったよ。

真冬に行ったのはTHE YELLOW MONKEYのレコーディングで行った2000年以来。
今回は幸い東京と変わらないぐらいの程々な寒さだったし、
雨にもやられたのも一度だけだったし、天候に恵まれたな。

以前にも泊まったことのあるロンドンのケンジントンにあるホテルに再度宿泊して、
1日を除いてほぼほぼロンドンを満喫。毎日のように買い物三昧(笑)
(ロンドンでの買い物&散策は、次回#2に書こう…)

過去にイギリス旅行した時にも、ロンドン以外の地に何ヶ所か滞在&観光したことがある。
レコーディングで滞在する時は、前半は地方の宿泊施設のあるスタジオを使うことが多かった。
『FOUR SEASONS』も『SICKS』も『PUNCH DRUNKARD』もね。
『SICKS』の時には、合間にブリストルやバースやウィンザー城に行ったこともあったな。
アルバムジャケットはブライトンで撮影したしね。
プライベートで旅行した時も、ニューフォレストに滞在して周辺をサイクリングしたり
ワイト島に行ったり、ロンドンからリーズ城を観光しに行った時もあったっけな。
3年前の時はロビンと一緒にリバプールにも行ったしね。
ロンドンは勿論サイコーだけど、イギリスの地方都市や田舎町もまたサイコーなんだよね。

なので今回も、1日だけロンドンから日帰り出来る距離のカントリーサイドへ
足を伸ばそうってことで、RYEと言う田舎町に日帰りで散策しに行った。
ホテルからバス〜地下鉄〜特急〜ローカル線的な電車と乗り継ぎ、約2時間。


RYEの駅前にて。町も小さきゃ駅も小さい。

ライは中世にタイムスリップしたような、時が止まっちゃってるような、
小さな丘の上にある小さな田舎町。街並み、ヤバいっしょ!?
あ、決してテーマパークではございませんのよ(笑)


停めてある車を見るとかろうじて現代っぽいんだけど、街並みは本当に中世…


かつては戦の要衝だったらしく、ランドゲートがあったりする。
海からの敵を迎え撃つ砦みたいな門なのかな。


イプラタワーっていうお城みたいな建物は、なんと1249年建立!
今はこの辺りの歴史を紹介する小さな博物館になってる。


その博物館内の色々。戦闘の武器とか拷問の器具とか結構エグいモノも
展示されててフクザツな気分にもなったけど、場所柄それも歴史なのだな…
海の向こうはヨーロッパ大陸だもんね。


ハンパない歴史があるセントメアリー教会。古い部分は1150年頃のモノなんだって。


教会の時計台の塔のてっぺんからライの町が一望出来る。
細いハシゴのような階段を登り、超狭い通路を通ったりして、
辿り着く風見鶏がある塔のてっぺん。コレがマジで超絶景。


ちょうど日が沈む頃に塔に登って景色を眺めることが出来て、グッドタイミング!
物凄く感動的な風景だったよ。


訪れた日がデヴィッド・ボウイ氏とエディ・クラーク氏の命日だったので、
教会でキャンドルを供えてきた。REST IN PEACE…


ライからロンドンに戻る頃にはゆっくりと日が落ちて大きな満月が現れた。再び感動的な風景。


ロンドンに戻って、何度か行ったことのあるお気に入りのレストランでイギリス料理を食べて、
ホテルに戻る時にも満月。街中で見るのもイイカンジだったな。

帰国して家にあるイギリス関連のガイドブック的なものを読み返してたら、
RYEについての案内の記述や写真が沢山載ってた。しかも何冊も。
実は日本であらかじめ何の下調べもしないでライに行ったのよ。
でも変な先入観ナシで楽しめたし、いつものように行き当たりばったりでユルい
行程で、ハッピーでラッキーな観光が出来て良かったな。

行けば行くほど奥が深く、さらにどんどん好きになっちゃう国・イギリス。
まだまだ行ってみたい地方都市や田舎町がテンコ盛りだ。
今度行く時はどこに行こうかなー…

次回はロンドン編。お楽しみに!(果たして読んでくれている人は楽しいのか?…)

2020.01.20 (Mon) 15:04:58

Comments (42)

コニチハ、はじめまして、よろしくね、2020年

新年あけましておめでとうございます。

昨年2019年は、バンドとしても個人としても本当に充実した活動が出来て、
ゴールデンイヤーとなりました。

2020年は、何よりもまずTHE YELLOW MONKEYの30周年ドームツアーの
京セラドーム大阪(2/11)と、東京ドーム2days(4/4&5)を大成功させたいと思っております。

また個人的に4月に歳を重ねることもあり、HEESEYソロとしてバースデーライヴ(4/19)を開催します。

昨年同様、本年もゴールデンイヤーとすべく邁進していきたいと思っております。

今年もTHE YELLOW MONKEYを、そして廣瀬”HEESEY”洋一を、よろしくお願いいたします。

コチラ、InstagramやFacebookやTwitterとは別バージョンの御挨拶画像。
いろいろ撮っておくとバリエーションあって楽しいっすね。
今年も沢山写真撮りましょうかね。

2020.01.01 (Wed) 17:41:18

Comments (33)

サヨナラ、ありがとう、2019年

2019年が終わりますな。
毎年恒例の「振り返り」をしてみますかね。

今年は何と言ってもTHE YELLOW MONKEYとして19年振りのニューアルバム『9999』と、
それを引っさげてのツアー『GRATEFUL SPOONFUL』、
そして結成30周年ドームツアー初日のナゴヤドームでのライヴが、
自分的2019年ニュースのトップ3を飾るなー。
ほぼほぼ1年かけてアルバムとツアーと、30周年に関連した活動をしてきたもんね。

3月に行なった日本武道館での『9999』の試聴会では、前代未聞のサプライズ。
全曲生演奏で試聴していただいた。
4月の誕生日は、19年ぶりのアルバム『9999』リリース直後で、
ミュージックステーションとオールナイトニッポンに
出演させていただき思いっきり祝ってもらえたし。
その他今年はプロモーション&キャンペーンも沢山やったなー。

そして平成の最後に開幕したGSツアー。
令和となり元号を跨いで全国各地で全27公演。
静岡、札幌、福井、大阪、横浜、秋田、埼玉、福岡、
広島、宮城、東京、神戸、徳島、福島、熊本。
4種のセットリストと共に駆け抜けた。
想い出がテンコ盛りのサイコーなツアーだった。

30周年ドームツアーを発表するタイミングで、
渋谷ラママで30分のステージをやったのも想い出に残るなー。
宮城2days〜渋谷ラママ〜日本武道館2daysの、
「1週間で5本のライヴ」は確実に2019年のハイライトシーンの1つになったよ。

GSツアー直後には『DAN DAN』のレコーディング〜リリース。
『未来はみないで』も同時期にレコーディング。
そして12月には完結盤『9999+1』のリリース。ドームツアーのリハーサルの日々。
そしてバンド結成30年目の日にドームツアー初日のナゴヤドームで
「空前絶後の祝宴」。大会場で大勢のみなさんと祝福のひとときを分かち合えた。
更に第61回日本レコード大賞にて『最優秀アルバム賞』を受賞。

THE YELLOW MONKEYにとって2019年は、本当に実り多きサイコーな年になった。
黄金時代=ゴールデンイヤーだね。振り返ると胸がいっぱいになるよ。感無量…

HEESEYソロとしては、ブランド『ROSEY』を発表したり、
ライヴDVD『TRIUMPH A GO!GO!』やフォトブック『BASSMAN A GO!GO!』を
リリースしたりなど、「55歳イヤー」を締めくくり
ゴロゴロと転がり続ける「56歳イヤー」を迎えるのに相応しい絶妙な流れ。
令和の幕開けと共に開催した我がFC初のイベント『東京下町御調子者倶楽部』2daysも、
下町の鶯谷・東京キネマ倶楽部でゴキゲンなひとときを過ごすことが出来てハッピーだった。

そして今年も沢山の楽器に出会えたな。
今年一番の変化と言ったら、愛用アンプかも。
長年愛用してきたAmpegからMarshallに換えたのはオレ的には大きな「サウンド改革」だった。
まさか50歳を過ぎて“往年の名器”を使い始めるなんて思ってもみなかったけどね。
自分のベーシストヒストリーの中で、確実に重要な出来事になるもんなー。
武道館での生演奏試聴会でデビューさせて以来、
今年はずっとヴィンテージマーシャルを背後で鳴らしてステージに立った。
沢山の所有ベースを掲載したフォトブック『BASSMAN A GO! GO!』発売後にも
ベースに沢山出会えたよ。1本を除いて全てヴィンテージ。
何本入手したかパッと思い出せないほど(笑)
GSツアーやソロのFCイベントや年末のナゴヤドームでも
新しい愛器を披露出来てハッピーだった。

おかげ様で今年もまた充実した実り多き年になりました。
すべてのファンやスタッフのみなさん、そしてTHE YELLOW MONKEYのメンバーのみんな、
1年間本当にお世話になりました。どうもありがとうございました。

いつもこのブログを読んでくださっているWE⭐︎SAYのミナサマ、いつもどうもありがとう!
来年もミナサマにとって素晴らしい1年になりますように。

2020年も「廣瀬“HEESEY”洋一」を、そしてTHE YELLOW MONKEYをよろしくお願いします!
ミナサマ、是非とも良いお年をお迎えくださいまし!!!!

2019.12.31 (Tue) 18:37:42

Comments (20)